力加減は? いい加減?!
G:基本のグリップの話から・・・
クラブはどれくらいの力加減で握っていますか?
グリップの握り方はとても大事なのですが、「そんなこと考えたこともない?!」という人は きちんとチェックしてみましょう。
手のひらや指のどの辺で握るか、
手のひらや指の角度はどれくらいか、
両手を合わせたときどのようにフィットさせるか、
クラブのシャフトと両腕手首との角度はどれくらいかを
それぞれチェックした方が良いですよ。
そして型も大事ですが、握る力の力加減もチェックが必要です。
例えば、
自分の最大握力でガチッと握りしめた時を、力のレベル10として、握りしめずに触れているだけなら力のレベル0と仮定しましょう。
あなたは、力のレベルはいつもどれくらいでしょう?
私がその質問を、ブッチ・ハーモン にしてみました。
彼は「いい質問だ。力のレベルは5でいいんだよ。」
ということで、私がレベル5のつもりで握っていたら、ブッチが直接チェックして、
「固すぎる、もっとゆるめて、もっと・・・ 」
私としてはレベル2ぐらいにまで緩めたとき、やっと
「OK!Good!」と言ってもらえたのです。
ブッチの言うところのレベル5は、私のレベル2.5程度だったのです。
やっぱり・・・
人間の感覚なんて、結構いい加減なのです。
だから、信頼のおけるコーチに直接チェックしてもらうのは大事なことなのです。
感覚というものは、一人一人違うのが当然であり、さらに個人個人の思い込みが大きな違いを生んでいるのです。
あなたのグリップはそれで良いですか?
自分には勝手な思い込みがある、と思った方がより上達につながると思いますよ。
グリップは、毎回試行錯誤です。
自分のスイングに合うグリップを見つけられた人は、そこから急速に上達するケースが多々あります。
でも、感覚は日替わりです。
次の日も同じ握り方で必ず上手くいくという保証は 実はどこにもないのです。
だから、固定するよりも、調整する余裕を持っていた方が良いのです。
さて、トヨタゴルフも日中は、時々暖かい日がやって来るようになりました。
極寒は、もうすぐ抜け出せそうです。
春のシーズンに向けて頑張りましょう。
トヨタゴルフで待ってまーす
浜井コーチのレッスン書